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月別アーカイブ: 2015年2月

生駒市 M様邸改装工事 実況中継!!③

昨日、棟瓦の補強はおわりました。続いて棟瓦を葺いて、化粧をして屋根工事がおわります。

補強した部分に防腐性・耐水性の高い南蛮漆喰を使います。普通の漆喰と違い下地への接着力が非常に強く、漆喰のように剥がれて塗り直す事がありません。

 
そして最後に棟瓦を葺きます。改修前は、銅線で固定されていただけの棟瓦でしたが、今回は、補強した防腐垂木にパッキン付きのビスで確実に固定していきます。これで、漆喰が剥がれる事や棟がずれ落ちるといった心配はなくなりました。

屋根工事は以上で終わりになります。足場を撤去した後も外観からは決して分からない工事ですが、工事の工法をみていくと非常に大切な工事だと思いました。
ちなみに、瓦葺きの屋根で地震や台風で一番先に崩れるのが棟部分で、先の東北の大地震でも屋根の修理は、棟部分が一番多かったそうです。棟部分は漆喰が剥がれて土がこぼれてきたら、屋根だけでなく建物本体の構造体に非常に悪影響を与えます。まず一度、皆さんもご自宅の屋根を確認して頂ければと思います。

引き続き明日からは、外壁塗装工事に入ります。

生駒市 M様邸改装工事 実況中継!!②

谷部分の入替工事が終わり、引き続き棟部分の補強工事に入ります。

棟瓦を捲り、かわらの下にある土を降ろします。

棟の瓦は、この土で止まっているだけの状態でしたので、土の劣化や風化等で棟瓦が落ちてしまう可能性が非常に高い状態でした。

金物と防虫防腐処理をした垂木で棟瓦を固定出来る下地を作ります。屋根本体に金物と垂木を固定しますので、乗せるだけの土と違い棟瓦がズレ落ちる心配がありません。同時に今後の屋根からの雨漏りについての不安等も取り除けたと思います。 明日から棟瓦を葺き直し、最終工程に入ります。

 

 

生駒市 M様邸改装工事 実況中継!! ①

今回、M様より外壁塗装と瓦屋根の棟部分の補強の仕事の依頼をいただきました。
外壁は、通り沿いとあって汚れや劣化が一本道路を入った住宅よりも、少しあるような気がします。屋根瓦に関しては、職人さんと一緒に屋根にのぼり確認したところ、瓦の状態は劣化や割れも無く非常に良いと思われる状態でした・・・ただ、棟に関しては棟瓦を土だけで留めている状態でしたので、きちんと補強工事を行う事にしました。そして、谷の部分に関しては既存の鉄板に腐食が見られるので、ステンレス製の物に入れ換えることにしました。

既存の谷部分です・・・

谷の際の瓦を捲り、ステンレス製の谷に入替ます。

谷の際に逆水防止の為のテープを貼り瓦を復旧させます。

今日で谷部分の工事が終わり、明日から棟の補強工事に入ります。谷の腐食部分からの雨漏りが起こる前に工事も出来、M様も私共も『ホッと』しております。